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市報こだいら:2025年11月5日号 4面(抜粋記事)

更新日: 2025年(令和7年)11月5日  作成部署:企画政策部 秘書広報課

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市報こだいら1面の記事を抜粋して掲載します。

令和6年度 小平市の財政事情

決算の特徴

小平市には、一般会計のほかに3つの特別会計(国民健康保険事業、後期高齢者医療、介護保険事業)があり、歳入合計が前年度比1.2%の増、歳出合計が前年度比2.1%の増となりました。
代表的な会計である一般会計の決算の特徴は、歳入では、市税や市債などは減となりましたが、都支出金や国庫支出金などは増となり、前年度比0.8%の増となりました。
歳出では、総務費や衛生費などは減となりましたが、土木費や民生費などは増となり、前年度比2.0%の増となりました。

令和6年度一般会計・特別会計3事業の決算状況

一般会計

歳入
904億6千万円

前年度比(パーセント)
0.8

歳出
873億9千万円

前年度比(パーセント)
2.0

特別会計

国民健康保険事業

歳入
182億5千万円

前年度比(パーセント)
1.0

歳出
179億1千万円

前年度比(パーセント)
△0.1

後期高齢者医療

歳入
53億2千万円

前年度比(パーセント)
5.2

歳出
52億9千万円

前年度比(パーセント)
5.5

介護保険事業

歳入
167億6千万円

前年度比(パーセント)
2.4

歳出
164億4千万円

前年度比(パーセント)
3.7

合計

歳入
1,308億円

前年度比(パーセント)
1.2

歳出
1,270億3千万円

前年度比(パーセント)
2.1

(注) 合計は、端数四捨五入により合わない場合があります。

令和6年度の主な事業

基本目標Ⅰ ひとづくり -人が育ち、学び、新たな価値を創造するまち-

・義務教育就学児医療費助成の所得制限撤廃
・保育園・学童クラブの充実
・学校施設の整備、学校体育館冷暖房設備設置
・学校における働き方改革の推進
・学校給食費の無償化
・平櫛田中彫刻美術館の記念館耐震補強工事<クラウドファンディングの実施>

基本目標Ⅱ くらしづくり -多様性を認めあい、つながり、共生するまち-

・女性LINE相談事業
・障がい者の自立した地域生活と社会参加の推進
・重層的支援体制整備事業の実施(相談支援包括化推進事業拡充)
・高齢者補聴器購入費の助成
・被災者用備蓄品等の整備、感震ブレーカー購入費補助

基本目標Ⅲ まちづくり -自然と調和した、美しく快適で、魅力あるまち-

・鷹の台公園・鎌倉公園の整備、公園設備の充実
・飼い主のいない猫の保護および譲渡の活動に係る費用の補助
・小川駅西口地区市街地再開発事業の推進
・都市計画道路整備の推進
・公共下水道の地震対策・老朽化対策・雨水整備の推進
・一橋学園駅周辺タクシー乗り場の整備
・未来に残す小平市の農地プロジェクト

自治体経営方針関連

・自治体DXの推進・マイナンバーカード交付の推進
・中央エリアに係る整備事業(中央公民館、健康福祉事務センター及び福祉会館の複合化等)
・専門人材の活用
・おくやみ窓口の設置

物価高騰への対応

・低所得世帯支援給付金
・省エネ家電等買換促進補助金
・事業者に向けた物価高騰応援金
・子育て支援施設・介護事業所・障がい事業所等の負担軽減・業務継続への支援

小平家の家計簿

一般会計決算を家計に例えて、小平家の1年間の家計簿を作成しました(表2参照)。
令和6年度の小平家は、令和5年度と比べて、収入では、各種譲与税、交付金(諸手当)などは増えましたが、市税(給料)などが減りました。
支出では、扶助費(学費、医療費)や普通建設事業費(家屋の増改築など)などが増えました。

1年間の収入

市税(給料)

令和6年度 346万円、令和5年度 364万円

各種譲与税、交付金(諸手当)

令和6年度 83万円、令和5年度 66万円

分担金・負担金、使用料及び手数料(アルバイト収入)

令和6年度 17万円、令和5年度 18万円

地方交付税・国・都支出金(実家からの仕送り)

令和6年度 343万円、令和5年度 328万円

財産収入(古物売払い)

令和6年度 14万円、令和5年度 16万円

繰越金(財布の中身)

令和6年度 41万円、令和5年度 54万円

稼ぎの計

令和6年度 844万円、令和5年度 846万円

繰入金(貯蓄取り崩し)

令和6年度 35万円、令和5年度 22万円

市債(ローン借入金)

令和6年度 25万円、令和5年度 29万円

収入計

令和6年度 904万円、令和5年度897万円

1年間の支出

人件費(生活費)

令和6年度 111万円、令和5年度 100万円

扶助費(学費、医療費)

令和6年度 289万円、令和5年度 264万円

公債費(ローン返済金)

令和6年度 33万円、令和5年度 32万円

物件費、維持補修費(被服費、消耗品)

令和6年度 140万円、令和5年度 131万円

補助費等(自治会費)

令和6年度 112万円、令和5年度 110万円

積立金(貯金)

令和6年度 28万円、令和5年度 74万円

繰出金(仕送り)

令和6年度 76万円、令和5年度 74万円

普通建設事業費(家屋の増改築など)

令和6年度 85万円、令和5年度 72万円

支出計

令和6年度 874万円、令和5年度 857万円

(注) 普通会計ベース。
(注) 1万分の1に縮尺、1万円が実際の1億円になります。

小平市の財政指標

令和6年度の小平市の財政指標は以下のとおりです。
健全化判断比率は各指標とも健全な数値となっています。
経常収支比率は、市税が減少したことなどから、昨年度に比べ悪化しています。

財政力指数

令和6年度(令和5年度)
0.948(0.920)
0.994(0.940)

説明
財政力の強弱を示す数値です(上段:3か年平均、下段:単年度)。単年度で1を超えるほど財源に余裕があり、普通交付税の不交付団体となります。
令和6年度は、全国では、1,718市町村のうち82市町村が不交付団体です。

経常収支比率

令和6年度(令和5年度)
91.7パーセント(82.6パーセント)

説明
財政構造の弾力性を測定する比率です。高いほど財政運営が硬直化しており、臨時的に使えるお金が少ないことを示します。
小平市の経常的な収入のうち、臨時的な経費に使えるお金は、8.3パーセントであることを表しています。

健全化判断比率

実質赤字比率

-(-)

一般会計等を対象とした実質赤字の標準財政規模に対する比率です。
小平市の場合、11.43パーセントを超えると警戒ラインです。

連結実質赤字比率

-(-)

説明
一般会計、特別会計を対象とした実質赤字の標準財政規模に対する比率です。
小平市の場合、16.43パーセントを超えると警戒ラインです。

実質公債費比率

令和6年度(令和5年度)
2.1パーセント(1.8パーセント)

説明
一般会計、特別会計、一部事務組合が負担する元利償還金などの標準財政規模に対する比率です(3か年平均)。
25.0パーセントを超えると警戒ラインです。

将来負担比率

令和6年度(令和5年度)
-(-)

説明
一般会計、特別会計、一部事務組合、土地開発公社が将来負担すべき実質的な負債の標準財政規模に対する比率です。
350.0パーセントを超えると警戒ラインです。

資金不足比率

令和6年度(令和5年度)
-(-)

説明
小平市下水道事業会計における資金不足額の、事業規模に対する比率です。
20.0パーセントを超えると警戒ラインです。

(注) 上記標記中「-」は、黒字のため実質赤字比率、連結実質赤字比率、資金不足比率が算定されないことを表し、また、将来の負担が少ないため将来負担比率が算定されないことを表します。

ふるさと納税で市の歳入9億1,411万円が失われました。(市民が他の自治体などへ寄附したふるさと納税額9億1,922万円、小平市に寄附されたふるさと納税額511万円)。

問合せ先
財政課 電話.042(346)9504

関連リンク

2025年11月5日号 5面

2025年11月5日号 目次

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〒187-8701 
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電話:042-346-9505

FAX:042-346-9507

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