小平市役所
法人番号:2000020132110
〒187-8701 東京都小平市小川町2-1333
代表 042-341-1211
市報こだいら1面の記事を抜粋して掲載します。
7月3日(水曜)から流通開始となる新5000円札の肖像は、津田梅子さん(以下、梅子)です。
女性の地位向上と個性の尊重を掲げた女性の高等教育の先駆者である梅子は、小平市と深い関わりがあります。
梅子と小平市の縁についてご紹介します。
問合せ
市民協働・男女参画推進課 電話042(346)9618
明治時代、日本人女性として初めての海外留学生となり、2度の留学から帰国した後、小平市にある津田塾大学の前身となる女子英学塾を開き、女性の教育に尽くしました。
詳しい年表は、小平市ホームページ(ID111677)でご覧になれます。
梅子は1864年に江戸で生まれ、6歳という幼さで、岩倉使節団とともにアメリカに留学しました。
1882年に17歳で帰国した梅子は、日本とアメリカで女性の地位に大きな差があることに驚きます。
高等教育を受ける機会がほとんどなく、自立が難しい日本の女性の地位を高めなければという思いを募らせます。
1900年、35歳になった梅子は、友人たちの協力を得て、東京の麹町区一番町(今の千代田区三番町)に女子英学塾を創設します。
「男性と協力して対等に力を発揮できる、自立した女性の育成」を目指しました。
女子英学塾拡張のため、1931年、小平に新しい校舎が完成します。
梅子は校舎完成前の1929年に64歳で病没しましたが、生前、小平の校舎予定地を訪れていました。
財務省のホームページによると、現在でも課題である女性活躍の面で日本の近代化をリードし、大きく貢献したことが評価され、選定されました。
自立した女性の育成を目指した梅子の建学の理念は、現在の津田塾大学にもしっかりと根付いています。
梅子の遺言により、キャンパス内には梅子のお墓があります。
見学を希望する方は、電話または電子メールでお問い合わせください。
所在地
津田町2−1−1
問合せ
津田塾大学経営企画課 電話042(342)5113、メールkouhou@tsuda.ac.jp
梅子や梅子と関わりがある方々などに関する資料や写真類を収集・保管しています。
見学には予約が必要です。
詳しくは、電話または電子メールでお問い合わせください。
開室時間
平日 午前10時~午後4時
(注) 開室日は図書館開館日に準じます。詳しくは、ホームページをご覧ください。
ホームページ検索
津田塾大学 図書館
問合せ
津田梅子資料室 電話042(342)5219、メールarchives@tsuda.ac.jp
津田塾大学は津田町に所在しています。
市制施行前の地名は小平町大字(おおあざ)小川でしたが、1962年10月に市制が施行された際に、津田塾大学にちなんで津田町と命名されました。
津田梅子資料室やお墓を見学したあと、「女性活躍や男女共同参画」をテーマに、市長が直接皆さんの意見やご提案をお聴きします。
とき
7月29日(月曜) 午前9時30分~11時30分
ところ
津田塾大学
定員
40人
申込み
6月21日(金曜)の午前8時30分から7月22日(月曜)の午後5時までに、市民課へ(電話・電子メール可、先着順)電話042(346)9508、メールshiminsodan@city.kodaira.lg.jp
梅子の年表や写真、梅子に関するクイズ、女子英学塾入学式のスピーチCDの視聴、新5000円札顔出しパネルなどを展示します。
とき
6月28日(金曜)まで
(注) 土曜日は午後0時15分まで。日曜日を除く。
ところ
市役所1階ロビー