特別支援教室(小平市立小・中学校在籍のお子様)
更新日:
2023年(令和5年)6月2日
作成部署:教育委員会教育部 指導課
特別支援教室について説明します。
未就学のお子様については、特別な支援を必要とするお子さんの就学相談をご覧ください
特別支援教室ってどんなところ?
学習上又は生活上の困難を改善・克服を図るための指導を、時間割の一部の時間、別の教室で指導を受けられる制度です。この教室は、市内の全小・中学校に設置されています。可能な限り多くの時間、在籍する学級で学校生活を送ることができるようになることが目的です。
どんな指導を受けられるの?
お子様一人ひとりに合わせた指導目標をたて、個別の学習や集団での学習を行います。学習上又は生活上の困難を改善、克服するための指導(自立活動)を行います。
指導内容例(東京都教育委員会発行「東京都の発達障害教育」より)
- 場面にあった挨拶や発言が苦手な児童・生徒に対して、友達との遊びや会話の場面を想定した表現の練習を重ねることで、その場に応じた適切な言葉づかいや表現方法を身に付けられるようにします。
- 課題を期日までに提出することや学習計画を立てることが苦手な児童・生徒に対して、スケジュール帳を使って生活や学習の予定を可視化することにより、自己管理の方法や学習の進め方を身に付けられるようにします。
- 体の使い方や姿勢の保持が苦手で、落ち着きがない児童・生徒に対して、様々な課題を設けた運動を繰り返し行うことで、バランス感覚や触覚、運動感覚を高められるようにします。
誰でも指導を受けられるの?
特別支援教室の対象となる児童・生徒は以下のとおりです。
- 通常の学級に在籍している児童・生徒
- 知的障がいがなく、自閉症、情緒障害、学習障害、注意欠陥多動性障害がある児童・生徒
- 通常の学級での学習におおむね参加でき、一部、特別な指導(特別支援教室での指導)を必要とする児童・生徒
どうしたら指導を受けられる?
お子様の状況を把握し、指導・支援の必要性や在籍学級での課題等を踏まえ、教育委員会の就学支援委員会(情緒小委員会)において、指導の開始を決定します。
まずは、学校の担任の先生に相談ください。