小平市役所
法人番号:2000020132110
〒187-8701 東京都小平市小川町2-1333
代表 042-341-1211
有機フッ素化合物のうち、ペルフルオロアルキル化合物及びポリフルオロアルキル化合物を総称して「PFAS・ピーファス」と呼び、1万種類以上の物質があるとされています。
PFASのうち、ペルフルオロオクタンスルホン酸(PFOS・ピーフォス)、ペルフルオロオクタン酸(PFOA・ピーフォア)、ペルフルオロヘキサンスルホン酸(PFHxS・ピーエフヘキサエス)は、耐熱性や耐薬品性に優れ、幅広い用途で使用されてきましたが、有害性のほか、難分解性・高蓄積性・長距離移動性という特性があることから、環境への影響を防止するため、国際条約や法律により製造や輸入が禁止されています。
令和6年度に実施した、市内井戸のPFOS等(PFOS、PFOA、PFHxS)の調査結果について、お知らせします。
(令和6年度)市内井戸におけるPFOS等の地下水水質調査結果(PDF 216.4KB)
なお、井戸の所在については、東京都が実施している同様の調査の結果公表に準じ、所在するブロック名のみの公表とし、ブロック名以上の情報については公表いたしません。
市内井戸におけるPFOS等の地下水水質調査ブロック図(PDF 383.2KB)
東京都保健医療局では、令和5年5月1日より、PFASに関する電話相談窓口を開設しています。
PFASに関するご相談やお問合せは、こちらの電話相談窓口をご利用ください。
03-5989-1772
月曜日から金曜日(祝日及び年末年始を除く)の午前9時から午後5時まで
厚生労働省では、PFOS・PFOAについて、令和2年4月に「水道水質基準(51項目)」とは別に、水質管理上留意すべき項目として定める水質管理目標設定項目に位置付け、PFOS・PFOAの暫定目標値を、PFOS・PFOAの合算値で1リットルあたり50ナノグラム以下に定めています。
水道事業者等は、飲料水中のPFOS・PFOAが暫定目標値を超えることがないように、水質管理に努めています。
国土交通省と環境省が共同で実施した「水道におけるPFOS及びPFOAに関する調査」について、水道事業及び水道用水供給事業、専用水道の最終取りまとめ結果が、令和6年12月24日に公表されました。
詳細については、下記リンク先をご参照ください。
水道事業を所管している東京都水道局において、「水道水におけるPFOS等については、国の定める暫定目標値を大幅に下回っており、水道水の安全性を確保しています。安心してお飲みください。」との見解を示しています。
なお、東京都水道局では、都内各所の給水栓(蛇口)や浄水施設において定期的に水質検査を実施しており、その結果を公表しています。
詳細については、下記リンク先をご参照ください。
東京都水道局より、小川給水所について、令和4年9月以降、施設の老朽化対策工事のため、水源井戸からの取水を停止していましたが、工事が完了したことから、令和5年11月中旬より一部の取水を再開しているとの情報提供がありました。
小川給水所の水源井戸からの取水再開に関する情報提供を受け、市では、令和5年11月24日付けで東京都水道局長宛てに、水質検査の実施や、国の暫定目標値を超過した場合の対策と市への情報提供、水源井戸の停止や再開に関する市への情報提供、検査結果の速やかな公表について要望しました。
小川給水所における、一部の水源井戸からの取水再開後の令和5年11月及び12月に行われた水質検査では、PFOS・PFOAの値は給水栓(蛇口)や浄水施設において暫定目標値を十分に下回っています。
水質検査結果については、上記のリンク先(東京都水道局ホームページ)をご参照ください。
環境省では、令和2年5月に、PFOS・PFOAを公共用水域及び地下水の人の健康に関する要監視項目に位置づけ、公共用水域及び地下水におけるPFOS・PFOAの暫定指針値を、PFOS・PFOAの合算値で1リットルあたり50ナノグラム以下に定めています。
東京都環境局では、水質汚濁防止法による水質測定計画に基づき、地下水質の調査を実施しています。
調査結果については、下記リンク先をご参照ください。
PFOS・PFOAについては、令和3年度から市内を4ブロックに分けて、4年で一巡する計画で実施していますが、令和6年度分を令和5年度分に前倒して実施しています。
市内の調査地点におけるPFOS・PFOAの値は、令和3年度(1ヵ所)及び4年度(1ヵ所)の調査では、暫定指針値を下回っていますが、令和5年度(2ヵ所)の調査では、2ヵ所とも暫定指針値を上回る結果となっています。
暫定指針値を超過した地点については、継続的な調査が行われることになっています。
(注)東京都環境局では、調査地点に関する具体的な情報は公開していません。
都内の地下水におけるPFOS及びPFOA等の調査結果について、最新の調査結果は下記リンク先をご覧ください。
環境省へ地方公共団体が報告した地下水等におけるPFOS・PFOAの水質測定結果を環境省が取りまとめたものについては、下記リンク先をご参照ください。
東京都の各局におけるPFASに関する取組については、下記リンク先をご参照ください。
有機フッ素化合物に関する東京都の取組について、冊子形式でまとめられたものも公開されています。
環境省では、令和5年7月31日に、「PFASに対する総合戦略検討専門家会議」の監修の下、「PFOS、PFOAに関するQ&A集」及び「PFASに関する今後の対応の方向性」を取りまとめ、公表しています。
詳細については、下記リンク先をご参照ください。