トップ > 健康・福祉 > 健康 > 予防接種(インフルエンザ、肺炎球菌など) > 風しんの追加的対策【風しん第5期予防接種は令和9年3月末まで】

風しんの追加的対策【風しん第5期予防接種は令和9年3月末まで】

更新日: 2025年(令和7年)4月1日  作成部署:健康福祉部 健康推進課

  • ツイートする
  • Facebookでシェアする
  • LINEで送る

今まで風しんの定期予防接種を受ける機会がなく、他の年代や女性と比べて抗体保有率が低いとされている昭和37年4月2日から昭和54年4月1日までに生まれた男性の方は、風しん抗体検査と、抗体検査の結果で抗体が十分ではなかった場合の予防接種を、公費負担により受けることができます。
風しん抗体検査については、令和7年3月31日で終了していますが、同日までに抗体検査を受け、検査結果で抗体が十分ではなかった方への予防接種は、令和9年3月31日まで実施しています。

風しん

風しんは、風しんウイルスの飛沫感染によって発症します。ウイルスに感染してもすぐには症状が出ず、約14~21日の潜伏期間がみられます。その後、麻しんより淡い色の赤い発しん、発熱、首のうしろのリンパ節が腫れるなどが主な症状として現れます。また、そのほかに、せき、鼻汁、目が赤くなる(眼球結膜の充血)などの症状がみられることもあります。
子どもの場合、発しんも熱も3日程度で治ることが多いので「三日ばしか」と呼ばれることがあります。合併症として関節痛、血小板減少性紫斑病、脳炎などが報告されています。血小板減少性紫斑病は風しん患者約3,000人に1人、脳炎は風しん患者約6,000 人に1人ほどの割合で合併します。
大人になってからかかると子どもの時より重症化する傾向が見られます。
妊婦が妊娠早期に風しんにかかると、先天性風しん症候群と呼ばれる病気により、心臓病、白内障、聴力障害などの障害を持った赤ちゃんが生まれる可能性があります。

風しんワクチン

予防接種を受けた方のうち、95%以上が免疫を獲得するとされています。

麻しん・風しん混合ワクチン

麻しんワクチンは2回接種することで、97%以上が免疫を獲得できるとされています。

風しんの追加的対策の予防接種(風しん第5期の定期予防接種)では、原則として麻しん・風しん混合ワクチンの接種を受けることとなります。

 

風しん抗体検査

昭和37年4月2日から昭和54年4月1日までに生まれた男性の方を対象とした自己負担なしの風しん抗体検査については、令和7年3月31日をもって終了しています。

(注)
19才以上の妊娠を予定または希望する女性やその同居者を対象とした、先天性風しん症候群の発生を防止のための抗体検査・予防接種の費用助成については、風しん抗体検査と風しん予防接種の費用助成をご確認ください。

 

風しん第5期の定期予防接種

対象者

市内在住の、昭和37年4月2日から昭和54年4月1日までに生まれた男性で、令和7年3月31日までに抗体検査を受けた結果、風しんの抗体が不十分な方

(注)対象者の方には、令和6年6月に風しん抗体検査の受診票、風しん第5期予防接種の予診票、クーポン券を送付しています。

接種期間

令和9年3月31日まで

接種費用

自己負担なし(全額公費負担)

接種場所

予診票

  • 令和6年6月にクーポン券や風しん抗体検査受診票等に同封して送付している、風しんの第5期の定期接種予診票を使用します。
  • 予診票を紛失した場合は、健康推進課までお申し込みください。

予診票交付の申込方法

窓口、電話、メール、インターネット(LoGoフォーム「予防接種予診票交付申請」(外部リンク))のいずれかの方法でお申し込みができます。

窓口でお申し込みの場合には、その場で予診票を交付します。
電話、メール、インターネットでお申し込みの場合には、郵送での交付となりますので、お届けまで2週間程度かかります。

持ち物

  • 風しんの第5期の定期接種予診票
  • 抗体検査の結果がわかるもの(風しん抗体検査受診票の本人控えなど)
  • 本人確認書類(マイナンバーカード、運転免許証、有効期限内の健康保険証・資格確認書など)

(注)クーポン券は使用しませんので、持参は不要です。予診票への貼り付けも不要です。
(注)抗体検査の結果がわかるものがお手元にない場合には、検査を受けたときに居住していた市町村、もしくは検査を受けた医療機関にお問い合わせください。

 

予防接種に関する注意事項

予防接種を受けることができない方

  • 発熱していることが明らかな方(通常37.5℃以上)
  • 重篤な急性疾患に罹患していることが明らかな方
  • 当該ワクチンの成分によってアナフィラキシーを呈したことが明らかな方
  • その他、医師が予防接種を受けることが不適当と判断した方

予防接種を受ける前に医師への相談が必要な方

  • 心臓血管系・腎臓・肝臓・血液などの基礎疾患のある方
  • 予防接種で接種後2日以内に発熱のみられた方、全身性発疹などのアレルギーを疑う症状がみられた方
  • このワクチンの成分に対して、アレルギーを起こすおそれのある方
  • 過去にけいれんを起こしたことのある方
  • 過去に免疫不全と診断された方、近親者に先天性免疫不全症の方がいる方
  • 血小板が少ない方や出血しやすい方

接種後の副反応等について

  • 接種後30分程度は急な副反応が起こることがありますので、医師とすぐ連絡がとれるようにしてください。
  • 接種部位は清潔に保ってください。入浴は差し支えありませんが注射した部位はこすらないでください。
  • 接種当日の激しい運動や大量の飲酒は避けてください。
  • 接種後4週間は、副反応の出現に注意してください。接種部位の異常な反応や体調の変化があった場合は、速やかに医師の診察を受けてください。

予防接種健康被害救済制度

一般的に、ワクチン接種では、副反応による健康被害(病気になったり障がいが残ったりすること)が、極めて稀ではあるものの避けることができないことから、救済制度が設けられています。
救済制度では、予防接種を受けた方に健康被害が生じた場合、その健康被害が接種を受けたことによるものであると厚生労働大臣が認定したときは、予防接種法に基づく救済(医療費・障害年金等の給付)を受けることができます。
認定にあたっては、厚生労働省が設置する外部有識者による審査会において、因果関係が認められるかを判断します。

詳しくは関連リンクをご覧いただくか、健康推進課までお問い合わせください。

 

参考

麻しんについては、麻しん(はしか)に注意しましょう。をご確認ください。

 

お問合せ先

〒187-0043 
小平市学園東町1-19-12 健康センター1階

健康推進課予防接種担当

電話:042-346-3700

FAX:042-346-3705

このページの情報は役に立ちましたか?
このページは見つけやすかったですか?

よりよいコンテンツ作成のための参考とさせていただきます

検索したい文言を入力してください

ページトップに戻る